【酒造見学】『島崎酒造』さんの「どうくつ酒造」の見学に行きました【洞窟】

おでかけ

8月の終わり、実家のある栃木県に帰省していたのですが、遊びに行った「なかがわ水遊園」でとあるポスターを見かけました。

それが那須烏山市の「島崎酒造」さんが行っている「どうくつ酒造」の見学。

洞窟のビジュアルがとてもかっこよくて気になったので急遽向かってみることにしました!

今回はこちらの見学についてご紹介したいと思います。

間違えて「島崎酒造」さんの店舗に向かってしまった!

意気揚々と出発した私ですが、いきなり大きなミスをしました。

烏山の市街地に入り、こんな街中にどうくつがあるんだ!と思ってナビに従っていたら、蔵元さんの直売店に向かっていたことが判明。

「どうくつ酒造」の場所は直売店とは別なので注意が必要です!

ですが、清酒やリキュール、ワインやお菓子などが販売されているので、気になる方はこちらものぞいてみるのがおすすめです。

直売店さんの営業時間等はこんな感じです。

  • 営業時間:9:00~17:00
  • 休業日:元日
  • 駐車場:10台

直売店さんを出て5~10分ほどで洞窟に到着したので、もし間違えてしまっても大丈夫ですし、どちらも気になる方は十分見て回れる近さです。

見学前の受付

山間部に入っていくと駐車場と受付が用意されていました。

受付を済ませてから、右手にある洞窟入口に向かいます。

受付では梅酒のジュレや吟醸アイスクリームも販売されています。

見学後にアイスクリームを1つ購入して食べてみたのですが、お米の甘い香りがふんわりと香ってとてもおいしかったです。

お酒感はそこまで強くないので、お酒が苦手な方やお子様でもおいしく食べられると思いますのでぜひ食べてみてください!

実際に見学してみた

洞窟の外は蒸し暑かったのですが、中に入るととてもひんやりしていて驚きました。

内部に設置してあった温度計は15℃~18℃ほどを指していました。

中はだいぶ薄暗く、泥や天井から滴る水が少し床に流れているので、すべったりしないよう注意してください。

霧がかかったように霞んだ景色が少し神秘的で、洞窟の景色が好きな方にはたまらないのではないかな~と思います。

ニューイヤーボトルやオーナーズボトルも保管されており、洞窟内ショップで申し込みもできます。

最長20年ボトルが保管してもらえるようです。

洞窟内ショップものぞいてみた

洞窟に入ってすぐ右手の階段を降りていくと「洞窟内ショップ」が設置されています。

こちらでは洞窟内でじっくりと熟成されたお酒やリキュールなどが販売されているほか、大吟醸酒の熟成による味や香りの変化がテイスティングできる試飲コーナーもあります。

1年・5年・10年熟成の大吟醸酒が飲み比べできるセットや、まろやかに熟成された梅酒などさまざまなお土産が購入できます。

蔵元直営店では販売していない限定品もあるので、洞窟内の見学が終わったらお店をのぞいてみるのがおすすめです。

降りていく階段は、手すりはありますが濡れていて少し急なので気を付けてください。

背が高い方は頭上も注意です!頭を打ちます!

「どうくつ酒造」の開館日について

今回気になって突発的に向かったどうくつ酒造ですが、基本的に毎日公開されているわけではないようです。

  • 開放日:土日祝日(それ以外の日程はホームページ参照)
  • 料金:大人300円/20歳未満は無料
  • 時間:10:00~16:00
  • 駐車場:10台

上記のように解放されているようなので、もし気になった方は参考にしてみてください!

近代化遺産にも指定されている「どうくつ酒造」

パンフレットをいただいて読み込んでみると「どうくつ酒造」は「土木学会選奨土木遺産」、那須烏山市の「近代化遺産」にも指定されていました。

第二次世界大戦末期に戦車を製造するために作られた地下工場の跡だそうです。

昭和19年11月に東京動力機械製造株式会社の疎開が決まり、山裾に半地下式の工場が作られたそうです。

その工場に隣接して作られていた地下工場がこちらのどうくつ酒造に生まれ変わっているとのことでした。

半地下式の工場では終戦までに約20台の戦車が製造されたようですが、こちらの地下工場では製造がおこなわれることなく終戦を迎えたようです。

非日常体験が楽しかった!

今回「どうくつ酒造」を訪れてみて、洞窟という非日常空間でとても良い体験ができました。

あまりお酒は得意ではないのですが、ひんやりとして薄暗いた洞窟内に入るだけでも楽しいと思いますし、思ったよりも家族連れの方も多かったです。

静かに見学できるよう気を付けなければなりませんが、冒険しているような感覚が案外子どもにも楽しいのかもしれませんね。

夫がお土産に購入した大吟醸や梅酒を飲んでみましたが、飲み口が柔らかく私でもとても飲みやすかったです。

飲み比べセットも少しずつ味見させてもらったところ、熟成によって風味がかなり違っていて驚きました。(私のような素人には1年熟成が一番飲みやすかったです、大した感想が書けずすみません)

洞窟が好きな方、お酒が好きな方にはぜひおすすめなスポットです!

今回訪れた島崎酒造さんの住所:〒321-0621 栃木県烏山市中央1-11-18

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