初心者でも育てやすい?バラ「ジュールヴェルヌ」 の魅力と育てた感想【写真付き】

バラ ジュールヴェルヌ 育て方 ガーデニング

アプリコットカラーのグラデーションが美しい、「ロサオリエンティス」のバラ「ジュールヴェルヌ」。

名前と見た目に惹かれてお迎えしたこのバラは、見た目の華やかさだけでなく、香りや育てやすさでも大満足の品種です。

この記事では、

  • 育て始めたきっかけ
  • 私が実際にジュールヴェルヌを育てて感じた魅力や特徴
  • お花の様子(写真ギャラリー)

をご紹介します。

これからこの品種を育てようか迷っている方や、ジュールヴェルヌの魅力が気になっている方の参考になれば嬉しいです!

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ジュールヴェルヌを選んだ理由ときっかけ

バラの品種名「ジュールヴェルヌ」は、あの有名なSF作家にちなんで名付けられたものです。

『海底二万里』『十五少年漂流記』『月世界旅行』など、冒険やロマンに満ちた物語を数多く残したジュール・ヴェルヌ。

ディズニーシーが好きな私は、「センター・オブ・ジ・アース」などのアトラクションのモチーフとしても知られる彼の名前に、まず心を惹かれました!

実は、私は特別SFファンというわけではありません。

『十五少年漂流記』を読んだことがある程度で、これまでジュール・ヴェルヌの作品に深く触れてきたわけではありませんでした。

それでも、このバラについて調べていくうちに、愛らしい花色や整った花形、育てやすいという情報に魅了され、「これはぜひ育ててみたい!」という気持ちになりました。

さらに心を動かされたのは、「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」というジュール・ヴェルヌの名言です。

作出した木村卓功さんが、この言葉に励まされながら誕生させたバラだと知り、ますますこの品種への思いが強まりました。

ジュールヴェルヌの品種の特徴

続いて品種の特徴についてまとめていきます。

  • ジュールヴェルヌってどんなバラ?
  • 自分でも育てられる?

と気になっている方はぜひチェックしてみてください!

「ジュールヴェルヌ」の基本情報

品種名ジュールヴェルヌ/Jules Verne
ブランドロサオリエンティス プログレッシオ
樹形シュラブ 横張りタイプ
樹高・大きさ150cm~200cmほど
開花性四季咲き
香りのタイプフルーツ系の強香
トゲの多さ普通くらい
花もちのよさ普通~良い
香りの強さを考えると良い

ジュールヴェルヌは、「ロサオリエンティス」のなかでも「プログレッシオ」に分類されています。

ロサオリエンティスのなかでも特に耐病性が高く、初心者でも安心して育てられるような品種がこちらに分類されています。

樹形はシュラブの横張りタイプで、大きく伸ばすこともできるので、家庭用のコンパクトなつるバラとして仕立てるのにも適しています。

香りはフルーツの強香で、シトラス系のとても良い香りがします。甘く爽やかで、レモンティーのように感じることもあります。

近くにいるとふわっと風に乗って良い香りがして、とても幸せな気持ちになります!

香りが強いのに比較的花もちもよく、花弁もしっかりしているので少しくらい雨に当たっても大丈夫そうです。

「ジュールヴェルヌ」の見た目の特徴

バラ ジュールヴェルヌ 花の大きさ
花の色クリーム/アプリコット
ピンクや黄色がかって咲くこともある
花の形ロマンチックなロゼット咲き
花の大きさ中輪
6~8cmくらい
葉の色や形つやのある濃い緑色の葉

色はあたたかなクリーム色~アプリコットカラーのグラデーションです。

ピンクや黄色がかって咲くこともありますし、ベージュのように感じることもあります。

ナチュラルで、どんなお庭にもバラにも寄り添ってくれるなのではないかなと思います!

形はロゼット咲きで、ボタンアイをのぞかせることもあり、色だけでなく形でもいろいろな顔を見せてくれて飽きないバラです。

かわいらしい中輪サイズの花が、元気よく次々に房咲きで咲きます。

「ジュールヴェルヌ」の育てやすさ・性質

耐病性高い
黒点病にもうどんこ病にも高い耐性をもつ
うどんこ病には特に強いとのこと
初心者向けかどうか初心者向き
病気に強く、樹勢も強いので初心者でも元気に育てられる可能性大!
鉢植え向きか・地植え向きかどちらにも向いている

「ロサオリエンティス プログレッシオ」の名はさすがといったところで、バラの病気の二大巨頭である「黒点病」「うどんこ病」に強い耐性を持ちます。

初心者はもちろん、できれば薬剤散布をしたくない方にも向いています。

バラ栽培では葉を落とさないこともかなり大切だと思うので、病気にかかりにくいうえに樹勢も強く、葉を落とさずに元気で育ってくれるのはとても嬉しいですよね!

鉢植えでも地植えでも元気に育ち、たくさんのお花を見せてくれると思います。

「ジュールヴェルヌ」の魅力

育ててみて改めて感じたのは、このバラにはたくさんの「好き」が詰まっているということです。

見た目のかわいさ、思わずうっとりしてしまうような香り、そして手間がかからない優秀さ。

ここからは、私が感じたジュールヴェルヌの魅力を、3つのポイントに分けてご紹介していきます!

①見た目のかわいらしさに一目惚れ

ジュールヴェルヌの花色は、あたたかみのあるアプリコットカラーです。

クリームっぽい色から、ほんのりピンクや黄色がかって見えることもあり、咲くたびに違った印象を見せてくれるのが嬉しいです。

形はロゼット咲きで、中心にボタンアイが見えることもあったりと、変化もかわいらしいバラです。

繊細な花びらがぎゅっと詰め込まれ、重なり合って咲く姿は本当に上品で、かわいらしさの中に華やかさもあって、ついつい見とれてしまいます!

庭の中でも、主張しすぎないのにしっかり存在感があって、どんな草花とも相性が良いのも嬉しいポイントです。

②香りのすばらしさにうっとり

なんといっても香りがすばらしいところもジュールヴェルヌの大きな魅力です!

甘さのあるフルーツ系の香りで、レモンティーのような爽やかさも感じられ、香りたびにとても癒されます。

朝、庭に出たときにふわっと風に乗って香ってくると、「今日もがんばろう」と前向きな気持ちにしてくれるような、シトラス系の元気が出る香りがします。

中輪サイズのでかわいらしいお花なのに芳醇な香りが楽しめるので、香り重視でバラを選びたい方にも、とてもおすすめです。

③育てやすさも抜群で初心者にやさしい

ロサオリエンティスの「プログレッシオ」シリーズのバラということで、耐病性の高さは折り紙つき!

うどんこ病にも黒星病にも強く、我が家では薬剤散布をほとんどしなくても、当たり前のように元気いっぱいです。

私は地植えにしていますが、樹勢が強いので鉢でも地植えでもしっかり育ち、花つきも良好な品種です。

育てていてストレスが少なく手間がかからないところも、毎日バラと向き合う中では大きな魅力ですよね。

毎日元気な姿を見せてくれるので、お世話するたびに前向きな気持ちをもらえるような、私にとって大切な存在です。

「ジュールヴェルヌ」の画像ギャラリー

ここからは、我が家で咲いた「ジュールヴェルヌ」の写真をいくつかご紹介します。

ひとつのバラが、つぼみから満開、そして花瓶の中までこんなに表情を変えるなんて…と毎回感動しています。

バラ ジュールヴェルヌ
  1. ジュールヴェルヌのつぼみ
    小さなつぼみの時点で、すでにふっくらとした存在感です。外側にほんのりとアプリコットを感じさせるやわらかな色合いが、咲き進むにつれてどう変化していくのか楽しみになります。
  2. 雨に濡れたジュールヴェルヌの開きかけの花
    雨粒をまとったジュールヴェルヌは、まるで朝露を身にまとっておしゃれしているように感じます。しっとりとした雰囲気の中に、芯のある美しさを感じます。
  3. 開花したジュールヴェルヌ
    開ききった花は、まるで幾重にも重なったフリルのようです。中心からふわりと広がる黄金色に思わず見とれてしまいます。ぎゅっと詰め込まれた花びらの密度にも感動します。
バラ ジュールヴェルヌ
  1. ピンクがかって咲いたジュールヴェルヌ
    その日によって色味が変わるのも、ジュールヴェルヌの魅力です。こちらは特にピンクが強く出た個体で、まるで別の品種のような華やかさでした。色が少し違うだけでずいぶん表情が変わります。
  2. 花瓶に生けられたジュールヴェルヌ
    摘んだ花を飾ってみました。ふわっと漂う香りに癒されていると、家で過ごす時間がいつもより贅沢に感じられます。花持ちもよく、だんだん咲き進む姿を見ながら2~3日間ほど楽しめました。お花が終わったあとも、お風呂に浮かべてみたりと色々楽しめます。
  3. ボタンアイが出たジュールヴェルヌ
    お花の中心に「ボタンアイ」をみせてくれたジュールヴェルヌです。ふわふわと広がった花びらの中にそっと潜ませたボタンアイがなんとも愛らしいです。

まとめ

ジュールヴェルヌは、見た目の美しさ・香り・育てやすさ、どれを取っても大満足のバラです。

咲き進むごとに表情を変え、香りに癒され、お世話も楽しく感じさせてくれる。

まさに初心者の私に育てる喜びをくれた「育てるほどに好きになる」品種です。

これからバラを育ててみたい方にも、すでにバラ沼にハマっている方にも、自信を持っておすすめできる素敵な存在です。

我が家の庭には、まだまだ新苗で小さい品種も多いのですが、他の品種のお写真がたくさん撮れたら記事にしたいと思います。

ぜひ、また見に来てくださると嬉しいです!

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