はじめに
ドット絵で描かれる、レトロな雰囲気のキャラや建物がとても魅力的な「カイロソフト」制作のゲーム。
今回はそんなカイロソフトのゲームの中から「大江戸タウンズ」についてレビューしていきます。
今回のポイント
- 和の雰囲気が魅力の町づくりシミュレーション
- 10年以上前のゲームのため少々不便な部分も
- 難易度は低めで初めての方にもおすすめ
- 「横丁」システムが楽しくてやりこめる
- 旅行客も個性的で魅力たっぷり
歴史やカイロソフトが好きな私にとって、ずっとお気に入りでおすすめできるゲームなので、今回は魅力をたくさん紹介していきます!
「大江戸タウンズ」の概要
「大江戸タウンズ」は、何もない土地から江戸の町を作っていく町づくりシミュレーションゲームです。
はじめは住民も2人きりしかおらず、農民として畑を耕して暮らしています。
お店もお団子屋さんとよろず屋さんの2軒しか建っていませんし、もちろんお城もありません。
住民を募集する土地を建てたり、お店を研究したりしながら、自分の好きなように建物を配置していきます。
寂しい荒地を花のお江戸へと押し上げて、全国の「石高ランキング」で上位を目指していくのが「大江戸タウンズ」の目的です。
にとてもオススメです!
プレイできるプラットフォーム
大江戸タウンズは、現在では
- Nintendo Switch
- Steam
- PS4
- XBOX
- App Store
- Google Play
で配信されており、様々なプラットフォームで遊ぶことができます。
やはりスマートフォンで遊ぶのがお手軽でおすすめですが、自分の好みの環境が選びやすいのがうれしいですね。
少し不便な点
「大江戸タウンズ」が初めてリリースされたのは、2011年10月26日と10年以上前のことになります。
そのため、今遊ぶと少し古臭い印象もあるかもしれませんし、最新作に比べると欲しい機能が無かったり、少し不便な部分もあると思います。
特に、建物を移動することができる「配置換え」が存在しないのが少し不便です。
違う場所に建てなおしたい場合は、一度建物を壊す必要がありますし、住民の家を壊すと住民も消えてしまうので注意が必要です!
「大江戸タウンズ」は難易度低め?
私はカイロソフトのゲームが大好きなので、できるだけすべての作品をじっくりと遊ぶようにしています。
個人的な意見ですが、大江戸タウンズはカイロソフトの製品の中でも難易度は低めであると感じました。
難易度が低めに感じた理由
- お店をどんどん研究して建てることができる
- 適当に配置していても石高の上がり幅が大きい気がする
- 後述する「横丁」のシステムも相まって、わりと簡単に町を発展させられる
畑の石高を上げてあげることで、住民の収入も多くなり、町でたくさんお金を使ってくれるようになります。
序盤にお金を使いすぎてしまっても、1度か2度は救済措置があるので慎重かつ大胆に進めていきましょう。
ただし救済措置は秘書が大切なかんざしを質に入れてくれる、といったちょっと悲しいものなのでできれば頼りたくないものです……。
とりあえず1周遊んでみよう
楽しく町作りをしていくうちに石高が上がっていくため、カイロソフトのゲームが気になるな、ちょっと遊んでみようかな?という方にもおすすめできると思います。
ゲーム内で15年がたつと一区切りになり、クリアポイントの生産が始まります。
それまでに高得点を目指すならばお城の配置などにも気を遣う必要があるのですが、まずは自由に15年遊んで楽しむことをおすすめします。
一度クリアしてしまえば、時間をより速く進めることができる高速モードも解放されます。
また、横丁図鑑やお店のレベルを引き継いで始めから少し有利に遊ぶことができます。
じっくりとやりこめるシステム
カイロソフトのゲームは、言ってしまえば町を作って住民の生活を見守ることが主になることが多いです。
ただ見ているだけなのですが、こっちに商業エリアを作りたい、ここは住宅街にしたいなどと考えながら建築を進めていると、時間がいくらあっても足りません。
住民も転職したり、家を立派に建て替えたりしていくので、見ていて飽きませんし、応援したくなってきます。
町を発展させるためのおすすめポイント
おすすめなのは、住宅街の近くに「馬小屋」を建てることです。
馬小屋があると、住民はお金を貯めて馬を購入します。
馬に乗っていると遠くまで行動範囲が広がるので、広範囲で仕事をしたり買い物をしたりしてくれて効率がよくなります。
自分が作った江戸の町を馬が走り回るのは見ていてとても楽しいです。
住民の職業や設置するお店によっては「白馬」や「自動車」を乗り回す住民が出ることも!
また、家やお店の前の道路を、あぜ道から石畳やじゃり道に舗装するだけでも石高が上がっていきます。
町が発展してくると、あぜ道以外の道が敷けるようになるので、少しお金を貯めてきれいな道を敷きなおしてあげることをおすすめします!
道がきれいになると景観もよくなるので、一気に立派な町らしくなってきます。
「横丁」を作るのが楽しい
また「大江戸タウンズ」には「横丁」というシステムが存在しています。
横丁が完成すると、石高が上がったり、商品の価格が上がったりするので、町を発展させていく中ではこの横丁の存在が欠かせません。
意外と広範囲に横丁の効果が及ぶので、いくつも横丁を重複させていくとさらに効果が高まります。
このお店を組み合わせたら相性がいいんじゃないかな?と考えながら建築していって、うまく横丁が発見できるととても嬉しくなります!
横丁の一例をあげると、
- 「うどん屋」「そば屋」「おでん屋台」で「立ち食い横丁」
- 「団子屋」「さくら」「池」で「お花見横丁」
- 「饅頭屋」「おしるこ屋」「団子屋」で「あんころ横丁」
- 「居酒屋」「お米屋」「梅」で「うめ酒横丁」
- 「大仏様」「饅頭屋」「あじさい」で「鎌倉横丁」
などといったものです。
もちろんここでご紹介した以外にもたくさんの横丁が存在しています。
序盤から建てることができるお店でも、組み合わせによってはいくつも横丁が発見できます。
そのため、意識して横丁を作るようにしていくと、序盤から石高が上げやすくなります。
横丁を発見すると「横丁図鑑」が増えていくので、図鑑を埋めていくのが楽しいです。
住民が成長していくのが嬉しい
はじめは2人農民が住んでいるだけだった町にも、どんどん住民が増えていきます。
また、住民は「農民」「商人」「職人」「武士」と、「士農工商」に応じた様々な職業につくことができます。
それぞれの職業を極めていくと「幕臣」にも転職できるようになります。
立派な着物で町を歩いてくれるようになるので、最初は荒地を耕していた住民が立派に成長して、立派な家に住み、馬を乗り回してくれたりすると嬉しくなってきます!
個性的な旅行客が訪れる
ゲームを進めていくと「旅人の宿」が建築できるようになり、町にさまざまな旅人が訪れるようになってきます。
カイロソフトファンにはおなじみのキャラクターから、某黄門様ご一行まで、個性豊かな旅行客がやってきます。
設置するお店や横丁によって訪れる条件が異なるので、新しい旅行客を呼び込むのが楽しみになります。
旅行客はそれぞれお財布の中身に限りがあり、お財布が空になると旅立ってしまいますが、町にお金を落としていってくれます。
自分が作り上げた町にたくさんの旅行客が来てくれると嬉しくなりますね!
おわりに
カイロソフトのゲームは、じっくりと遊べば遊ぶほど楽しくなってきます。
次はハイスコアに挑戦しよう!といった遊び方から、理想の町をじっくりと何十年もかけて作りこむといった遊び方まで、人それぞれに遊び方を決めることができるのも魅力的です。
お城を建てたり、お江戸の雰囲気を感じる町を作って楽しみたい方にはとてもおすすめの「大江戸タウンズ」。
気になった方はぜひプレイしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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